家族手当(かぞくてあて)
配偶者や子供のいる従業員に対して支給される手当です。 この家族手当は割増賃金の算定の基礎となる賃金からは除外されます。 家族手当は、従業員の扶養家族に応じて支払われるので、労働の内容や料とは直接は関係しないと考えられるからです。 ただし、基礎賃金に含まれるか否かは実質的に判断しますから、「家族手当」として支給されていても、 扶養家族の有無や人数に関係なく一定額が支給されているような場合には、基礎賃金の算定から除外されないことになります。 家族手当の他に割増賃金算定の基礎となる賃金から除外されるものとしては、 通勤手当、別居手当、子女教育手当、住宅手当、臨時に支払われた賃金(慶弔見舞金など)、 1箇月を超える期間ごとに支払われる賃金があります。
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